こんにちは。
IRIE CHALK WORKS 神田です。
今日は私がチョークアートを描くうえで
なくてはならない必需品についてご紹介したい。
それは「ペン」です。
ん?
チョークアートなのに???
と思われた方もいるかもしれませんが、、、
チョークアートには高確率でつきまとう
切っても切れない仲のアイツ。
それは『文字』です。
もともとチョークアートは
Cafeやバーの看板・メニューボードとして
発展・普及してきた現代アートなので
絵+文字のデザインが多いんです。
もちろん
オイルパステルで文字を書くこともあります。
↑↑↑
THE チョークアート!
といった印象のこんな感じの
グラデーション文字も書きます。
が
めんどくさい少々手間がかかるんですよね。
特に細い文字をオイルパステルで
はっきり書くのは難易度高め!!
つまりわたし
あんまりオイルパステルで
文字を書きたくない派。←え。
そんなわたしの救世主が
「ペン」なわけです。
ただし
ペンならなんでも使える
というわけではないんです。
私自身いつもペン売り場の前で
何がいいのか長時間悩みます。
買ったけど使えなかった!!
という経験もたくさんあります。
そこで、今回は細い文字を描く時に使う
「ボールペン」について
少しだけお話していきます~!
ボールペンインクの種類
わたしが細い文字を書くときに
よく使用するのが白のボールペン。
こんなやつ
↓↓↓
ですが、
チョークアートのブラックボードに書くには
相性がいいものと悪いものがあります。
そこで、まずはボールペンの
インクの種類について調べてみました。
ボールペンのインクには
溶剤
色素
定着剤
添加物
などでできており
使用する素材によって
特徴が変わります。
インクの種類は下記5種類があります。
溶剤に「有機溶剤」を使用したもの。
耐久性・耐候性に優れています。
耐水性に優れ、塗れても文字が滲みにくい。
また、顔料を使用したボールペンは
経年劣化による褪色に強い。
速乾性が高いため
紙の裏側にインクが染みることも少ない。
油性インクは彩度が低いため発色性が劣る。
また、カラーバリエーションが少ない。
粘度の高い溶剤を使用するため
ペン先にインクが溜まりやすく
「インクボテ」が起こりやすい。
溶剤に「水」を使用したもの。
インク粘度が低いので
なめらかな書き心地と発色の良さが特長。
ペン先が乾燥しやすいので
「キャップ付き」のものが多い。
書き心地が軽いので
筆圧が弱くても書きやすく
長時間使用しても疲れにくい。
発色がよくカラーバリエーションが豊富。
耐水性が弱い。
うすい紙などは「裏抜け」しやすく、
ツルツルした紙には書きにくい。
インクの水分が紙に吸収されるまで
時間がかかるため、書いた直後に触ると
文字が擦れたり滲んだりする。
水性インクでありながら
「油性と水性のハイブリッド」である。
水性インクにゲル化剤を混ぜて作られ
水性のメリットである書き心地を持ちながら
油性のメリットである速乾性・耐水性も
兼ね揃えているのが特長。
ただ、インクの減りが早いのが欠点。
ゲルインク同様
油性と水性両方の良さを兼ね備えたインク。
文具メーカー「ゼブラ」が開発し、
特殊配合で油性7:水性3に混ぜ合わせ
乳化したインクになっている。
水性の書き心地はそのままに
油性のような耐水性・耐候性も持つ。
発色も濃く書き出しのかすれや滲みも少ない。
ゲルインク同様、インクの減りが早い。
また、インクのダマができることがある。
これは画期的なペンでしたね!
パイロットさんが開発・販売した
「フリクション」
摩擦によりインクを消すことができるペン。
60度以上の温度になると
消えるインクを使用しているので
摩擦熱によって消える仕組みだそうです。
私も普段使いしていますが
チョークアートでは消えちゃうと困るので
ここでは割愛させていただきます。
ごめんなさい!
ただ、開発話とか読んでると楽しいです♡
興味ある方はこちらをチェック
↓↓↓
フリクション ㈱パイロットコーポレーション
チョークアートに使いやすいボールペン
前述したように、ボールペンの
インクの種類は5種類ありますが
チョークアートに使えるペンとしては
ゲルインクのボールペンです。
そもそも、チョークアートに使用するということは
黒に映える色しか使えません。
私がよく使用するのは
白・ゴールド・シルバー・パステルカラー
油性ボールペンには白がない(はず)
なので基本的には使いません。
水性ボールペンはボードに書くと
発色が薄くなるように感じます。
水分がMDFに吸収されるのかな?
よくわからないけど💦
てことで、私のオススメはゲルインク。
一番書きやすいと思うのはコチラ
↓↓↓
シグノuni-ball。
発色とインク量が一番よかったです。
個人的には太字よりも細字の方が便利!!
なんですが、、、残念ながら
廃盤になってしまいました。悲
※細字のほうだけです
細字がよかったんだけどなーーー泣
太字はまだ販売しています!
私が持っているゲルペン白で
紙と板にそれぞれ書いて比べてみました。
ブラックボードに書いた時
シグノuni-ballの方が発色がよく感じます。
ただ、JuiceとSARASAは0.5mmで細いので
そのように感じるだけかもしれません。
凹凸があるブラックボードに細い文字を書く場合
0.7mmくらいがベストなんですよね。
1.0mmだと太すぎたり
0.5mmだと細すぎたり
なかなか難しいところです。( ノД`)
インク量とペン先について
本来ボールペンは紙に書くためのものです。
チョークアートのブラックボードは
板に塗料を塗ったものなので、
ボールペンで文字を描いていくと
徐々にインクが出なくなります。
これは仕方がないことなんですが、、、
一応ボールペンの構造を知っておくといいかな?
と思いまして。
いい記事を見つけました。笑
こちらのサイトが分かりやすかったので、
探求心旺盛な方はご一読あれ。
ボールペンの構造とは?
つまりペン先のボールが回転することによって
インクが出てくるわけです。
ボールとホルダー間にある
わずかな隙間からインクが出てくるので
この隙間が埋まってしまうと
インクが出にくくなります。
チップ部分はとても繊細な構造なので
少しの衝撃でもインク量に影響が出ます。
ボールペンのインクが出ない?急に書けなくなったときの対処法
https://www.sun-gift.co.jp/column/?id=1617374554-451835
上記の記事にあるように
ペン先に傷がついたり
パイプ内に空気が入ると
インクの出が悪くなります。
特にブラックボードに書くことで
塗料などがペン先にくっついたり
詰まることが原因ではないかな?
ブラックボードには凹凸があるので、
力加減も大切なポイントかもしれません。
私はなるべくペン先に力を入れず
ボードから少し浮かせるようにして書きます。
おススメのペン
最後におススメのボールペンをご紹介。
とにかく発色がよく
インク量がめっちゃよき。
濃い色の紙に映えるように作られているので
チョークアート向きなのは間違いない。
最近のお気に入りです♡
わたしはスイート7色セットを愛用中。
ただね、、、1つ残念なのは
白。
アイボリーホワイトなので真っ白じゃない。泣
これで真っ白があれば完璧なのに!!
あと、書いたときは
「ん?うすくない?!」
と思いますが
少し時間を置いてみてね。
時間が経つとはっきり発色してきます!
あと、こちらのパステルカラーも使ってます♪
PILOT Juiceパステル6色セット
こちらは色がかわいくて好きなんですが
細字なので小さいボードなどにおすすめ♡
ということで。
わたしのお気に入りは以下の2種。
・シグノ ユニボール
・ぺんてる マットホップ
これはあくまでも「ボールペン」です。
他にもよく違うペンを使いますので、
それは別記事でご紹介したいと思います♪
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました~!!
IRIE CHALK WORKS
カンダナツエ
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