こんにちは♪
IRIE CHALK WORKS(アイリーチョークアワークス)
神田奈津江です。
今日はよく相談を受けたり
自分にも経験がある
メンタルのお話。
やる気はあるのになぜか作業が進まない
やる気はあるのになぜか作業が進まない
——それってよくあること。
チョークアートが好きで
「もっと描けるようになりたい」
と思っているのに
なぜか手が動かない
描きかけで止まってしまう…
そんな経験、ありませんか?
私自身も制作の途中で
「これ、どう仕上げようかな…?」
と迷ってしまったり、
「うまく描ける気がしない…」と感じて
手が止まってしまったことが何度もあります。
そして、レッスンで生徒さんたちにも
「やる気はあるのに描けない」
「道具は出したけど描かずに終わった」
「途中のままになっている作品が何枚もある」
という声が少なくありません。
今回は、そんな“手が止まる”ときの原因を
3つの視点で掘り下げてみます。
「なんだ、これ自分だけじゃなかったんだ!」
とホッとしてもらえるとうれしいです。
①完成形がぼんやりしている
「とりあえず描いてみよう」
と始めてみたものの
途中で「これ、どこに向かってるんだっけ?」
と迷子になることありますよね?
完成形のイメージが曖昧なままスタートすると
方向性が定まらずに中途半端なところで
手が止まりやすくなります。
特に初心者のうちは
ゴールが見えないまま描き進めるのは
思った以上にハードルが高いです。
POPに仕上げたいのか
COOLに仕上げたいのかでは
目指すべきゴールは全然違います。
仕上げたいイメージによって
使う色合いや絵のタッチ
フォントも変わります。
紙に下描きする時点で
目指すべきゴールを
ある程度定めておく方がいいです。
色合いや全体の雰囲気に関しては
描いている途中で変えることも可能ですが
構図を途中で変えるのはなかなか難しいです。
おすすめの対策
- ラフでもいいので下描きした紙に軽く色をのせてみる
- 「どんな雰囲気にしたいか」「使いたい色」などをメモしておく
- ネットや本で参考になる画像を集めて、自分の目指すイメージを明確にする
早く描きたい!
という気持ちはわかるけど
ほんの数分でも
「準備する時間」
を取るだけで
気持ちよく描き始められると思います。
②技術に自信がない
下描きまでは描けたのに
「ここから先どう進めていいか分からない…」
と手が止まる。
これは、技術的な不安からくることが多いです。
特にチョークアートならではの
「立体感」
「光と影の入れ方」
に苦手意識があると
「これ以上やって失敗したらどうしよう」
という気持ちがブレーキになります。
おすすめの対策
- 苦手な部分を別紙に鉛筆だけで陰影をつけて描いてみる
- いきなり完成作品を描こうとせず「練習用」を描いてみる
- 「まず1枚描ききる」ことを目標にしてみる
陰影のつけ方に自信がない人は
まずは紙に鉛筆だけで色を塗って
立体感を出してみましょう。
これ、かなりおススメです。
陰影を理解するためですが、
鉛筆だけで塗るとなると
指の力加減が大切になります。
これ、チョークアートでとても大切なんですね。
鉛筆で陰影を確認できたら
オイルパステルで使う色を確認してみましょう。
陰影は理解しているのに
「なんだかおかしいぞ?」
となってしまう人は
色選び
に失敗している場合が多いです。
影をつけたつもりでも
離れて見ると影が足りず
立体感があまり感じられないことが多いです。
また、使う色数が多すぎると
立体感がでない原因になったり
色が濁る原因になります。
試し描きボードなどを用意して
色をしっかり試してみましょう。
一度「完成させる」経験を積むと、
次の作品へのハードルがぐっと下がりますよ♪
③“正解”を探しすぎている
「この色で合ってるかな?」
「この構図って正しいのかな?」
気づけば“正解”を探すことに夢中になって、
手が動かなくなっていることありませんか?
これは特に
★他の人に見せる
★SNSに投稿する
★仕事にしたいと思っている
という方ほど起こりやすい傾向です。
おすすめの対策
- 「これは自分の練習用!」と割り切る
- とりあえず描き進めて、後から調整すればいいと思うようにする
- 成功体験を重ねることでプレッシャーを減らす
基本的にアートに“正解”はない!
まずは自分の手を信じて動かしてみることが
何よりの成長につながります。
誰だって手が止まることはあります。
描けないのは、あなたがダメだからじゃない。
むしろそれは
「もっと上手く描きたい」
「いい作品を作りたい」
という思いがある証拠。
わたしはその気持ちを一番大切にしています。
まとめ
今回紹介した3つの視点——
1・完成形がぼんやりしている
2・技術に自信がない
3・正解を探しすぎている
これらのどれかに思い当たることがあれば
ちょっとだけ考え方を変えてみてください。
まずは「完璧に描く」より
「描いてみること」
を大事にすれば
きっと前に進めます。
実体験としてチョークアートは
やってみてナンボです。笑
思い通りにいかなくても
それは失敗ではなく「経験」。
1枚描けば次がきっと変わります。
特に人と比べてしまう人は
比べるべき相手は
「過去の自分」です!
あなたのペースで一歩ずつ進んでいきましょう♡
1人ではなんともならないよ!!という方は
ぜひ我々講師を頼っていただけたら嬉しいです♡
ではでは
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。